今回ご紹介するのは、神奈川県の自宅マンションの一室を使って開業されているTrimming salon Sugar様です。
開業費用はほぼゼロ。工夫の詰まった自宅トリミングサロンです!
なるべくコストをかけずに開業したい方必見です。
開業当初の苦労話もお聞かせいただきました。
これから開業を考えている方はぜひ最後までお読みください。
店舗概要
トリマーになる前は会社員でした。
29歳で社会人向けのトリミングスクールを卒業してすぐに開業しました。
一度会社員を経験しているということで、私と同じですね!
トリマーの給料の低さは知っていたので、初めから雇われではなく開業をしようと決めていたんです。
最初から開業することを目的にスクールに通われたんですね。
Sugar様は自宅マンションの一室を利用して開業されています。
マンションのため看板も出せない・車も前に停められないという環境の中でもしっかりお客様を増やすことができています。
マンションの一室を利用しているということでトリミング室にはドッグバスが置けず、居住スペースの脱衣室の洗面台を取り外してドッグバスを置いているなど、工夫をしながらの営業です。
開業して大変だったこと・良かったこと
開業して大変だっとことはありますか?
一番大変だったのは集客です。
ゼロから始めたのでお客さんが全くいないし、看板も出せないマンションなので集客が伸びませんでした。
口コミ(紹介)だけで月5頭から3年半で現在の月40頭まで伸びたということです。
開業したばかりでお客様が少ないと不安を抱える方は、勇気がもらえますね。
地道な継続が一番大事です。
では、開業して良かったと感じることは何でしょうか?
初めは大変でしたが、普通に予約が入るようになってくれば雇われよりもしっかり稼げることです。
自分の好きなように働けるのが一番の魅力ですね。
コストをかけずに開業
開業するときはトリミングテーブルだけを購入して、他は学校用に持っていたものだけで始めました。
まさにスモールスタートですね!
スタンドドライヤー・ブロワー等の道具、家具や内装は、営業しながら貯まったお金で少しずつそろえていきました。
その他、商品棚(カウンター)や脱走防止ゲートはDIYで作られたそうです。
商品棚はカラーボックス2個に天板を乗せて。ゲートはすのこを利用して作っています。
DIYで2万円以下で作ることができました。
私のお店も棚やカウンターをDIYで作っているので、親近感湧きますね。
ディアウォールを使えば、壁や天井に穴を開けなくても棚を作ることもできます。
私はディアウォールを使っています。
DIY好きな方はチャレンジしてみてください!
こちらの記事ではDIYでできる、店内をおしゃれにする工夫もまとめています。
まとめ:大事にしていること
今回は自宅マンションの一室を利用して開業されているTrimming salon Sugar様にお話を伺いました。
Sugar様のお店では、完全入れ替え制であることと、扱う商品は愛犬に試して実際に良かったものだけを取り扱うということを大事にしています。
プライベートサロンを希望するお客様が多いのに入れ替え制を導入しているお店が少ないので、自宅サロンだからこそできることだと思っています。
他の犬が苦手な子も多いですよね。
私も個人サロンには入れ替え制をおすすめしています。
入れ替え制についてはこちらの記事にも詳しく解説しています。
集客は紹介をメインにして、予約サイト等には載せていません。
お客様が増えるまで時間はかかりますが、私の人となりを知った上でご来店されるお客様が多いので、おしゃべりが盛り上がります。
お客様と仲良くなって信頼関係を築けているんですね。
お客様から愛されているという証ですね!
開業当初のお客様が少ない時期はかけもちのバイトで乗り越えたり、売り上げができてから少しずつ道具をそろえていく、DIYでできるものは自分で作る。
必要最低限の設備でコストをかけずに開業したということで、参考になる方も多かったのではないでしょうか。
とてもリアルな体験談をお聞きすることができました。
Trimming salon Sugar様、インタビューにお答えいただきありがとうございました!!
これから開業される方は参考にしてくださいね。
これから開業するトリマーさんへ、おすすめの会計ソフトについてこちらの記事で紹介しています。
開業後は確定申告を自分ですることになるのでしっかり知識をつけて準備をしていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。