この記事を書いた人
りんご(トリマー)

自宅トリミングサロンを開業して10年。
子育て中の主婦トリマーです。
トリマー歴は15年。
海外でのトリミングサロン勤務経験もあり。
習い事が好きでダンスなどを休日に楽しんでいます。

りんご(トリマー)をフォローする

滞在型と入れ替え制のメリット・デメリット【トリミングサロン開業準備】

トリマー開業
スポンサーリンク

こんにちは。個人トリミングサロンで一人でトリミングしている、ヒトリマーのりんごです。
(ヒトリマー=一人でやってるトリマー)

これから開業を考えているトリマーさん、犬のお預かりをどのようなスタイルでするかお悩みではないですか?

犬のお預かりスタイル
  • 通常スタイル
    一般的なお店に多い
    ある程度トリミング前後に時間の余裕を持って預かる
  • 滞在型
    朝の来店時間と夕方のお迎え時間を決めておいて長時間預かる
  • 入れ替え制
    トリミング後すぐにお迎えに来てもらう

お預かりのスタイルはこの3つがあります。

どれを選べば良いか迷うワン…。

トリミングサロン開業10年の私が後悔しない選び方をお伝えします!

結論
  • 通常スタイル滞在型…回転率を上げて売上を伸ばしたい方におすすめ
  • 入れ替え制…個人店でマイペースなトリミングをしたい方におすすめ

それぞれのスタイルでメリット・デメリットがあるので以下で解説していきます。
どのやり方が自分に合っているのかしっかり考えましょう。

『お客様へのイメージが良さそう』という理由だけで決めないワン。

サービス印象だけで決めず、売上目標や自分の働くスタイルも考慮してくださいね。

一般的なお店に多い通常スタイル

まずはよく見かける通常のスタイル。
トリミングの前後に時間の余裕を持ってお預かりします。

お客様は犬を預けている間に買い物や用事を済ませてゆっくりお迎えに来ます。

通常スタイルのメリット
  • お客様はあせってお迎えに来なくて良い
  • トリミング後の時間預かりサービスが喜ばれる
  • トリミングの合間のタイムロスがない
通常スタイルのデメリット
  • 待機中の犬にも気を配る必要がある
  • 犬によっては預かり時間が騒がしい
  • 他の犬を苦手な犬同士の時間が重なると気を使う
  • ある程度のお店の広さが必要

犬を預かる時間が長くなるので、排泄をしていないかなどの確認を常にする必要があります。

騒がしい犬は終了後すぐにでもお迎えに来てほしいのが本音。

滞在型トリミングサロンのスタイル

最近少しずつ増えて、知名度が上がっているのが滞在型スタイルです。

滞在型は来店とお迎えを朝と夕方にそれぞれ決まった時間に指定して、長時間お預かりするスタイルです。
図のようにトリミングの合間に犬の休憩をはさみながら複数頭のトリミングをローテーションで進めます。

朝から夕方まで長時間預かることで、犬が慣れてお店でくつろぐようになり、トリミングサロンに対する苦手意識を減らすことも可能です。

滞在型のメリット
  • 犬がお店に慣れてリラックスできるようになる
  • 犬に優しいお店というイメージをお客様にアピールできる
  • 来店・お迎え時間が決まっていて分かりやすい
  • トリミングの合間のタイムロスがない
滞在型のデメリット
  • 待機中の犬にも気を配る必要がある
  • 犬によっては預かり時間が騒がしい
  • 他の犬を苦手な犬同士の時間が重なると気を使う
  • ある程度のお店の広さが必要
  • 作業が早く終わっても夕方まで店にいる必要がある
  • 遠方からご来店のお客様には不向き

ヒトリマーの個人サロンよりも複数人で働いているお店に向いています。

常に複数頭の犬を預かる状況なので、待機スペースがいるためある程度のお店の広さが必要になります。

犬に優しいお店というコンセプトをお客様にアピールできますが、朝から夕方まで複数頭の犬がお店にいるので、排泄していないか・ケンカしないかなど常に気に掛ける必要があります。

トリミングだけに集中したい方には不向きです。

入れ替え制トリミングサロンのスタイル

入れ替え制の場合はトリミングが終わり次第すぐにお迎えに来てもらい、その間に次の犬が来店します。

私が採用しているのはこの方法になります。
ヒトリマー個人サロンにはおすすめのスタイルです。

入れ替え制のメリット
  • プライベートサロン感覚をコンセプトにできる
  • トリミング中の犬だけに集中できる
  • 作業が終わり次第閉店できる
  • 他の犬が苦手な犬も落ち着いていられる
  • ケージ・サークルは最小限で良い
入れ替え制のデメリット
  • 回転率が悪い
  • 予約時に作業時間を明確に予測する必要がある
  • お客様に終了後すぐにお迎えに来てもらわなければならない

多頭飼いのお客様以外は1頭ずつしか受け入れないので、トリミング中の犬だけに集中できるのが大きなメリットです。

回転率を上げにくいので、一日に多くの頭数はトリミングできません。

回転率を上げて売上を伸ばしたい方には不向きですが、私のように個人サロンでのんびりトリミングしたい方にはおすすめです。

入れ替え制の一番のデメリットは、お客様が重ならないように予約時に1頭1頭の作業時間を予測する必要があることです。
新規の犬は多めに時間を確保しておき、2回目以降は前回のトリミング時間を元に必要な時間を予測して予約を入れます。

所要時間をカルテにメモしておくと便利です。

売上を伸ばすなら通常スタイルか滞在型

スタッフを雇って、店舗としてしっかり売上を伸ばして行きたいなら通常スタイルか滞在型がおすすめです。

次の犬の来店を待つ無駄な時間がなく、手が空いた人からどんどん次の犬のトリミングをすることで回転率を上げられます。

一方、常に複数頭の犬が店内にいる状況なので、トリミング中の犬も他の犬が気になってそわそわ動くなど、トリミングしにくいことも多々あります。

トリマー自身も待機中の犬が気になるので、トリミングだけに集中できません。

ゆっくり向き合うなら入れ替え制

スタッフを雇わず自分一人でお店をするヒトリマーなら、入れ替え制がおすすめです。

店内に他の犬がいないので、トリミング中の犬の気が散らず落ち着いて作業ができます。

トリマー自身も目の前の犬だけに集中すれば良いのでトリミングがしやすいです。

トリミング終了後にお客様に連絡をしてお迎えに来ていただき、その間に次の犬の来店を待ちます。

トリミング作業をしない時間ができてしまい回転率は悪くなりますが、待っている時間で自分の休憩を取ることができます。

複数頭の犬が同時に店内にいることがほとんどないので、サークルやケージは最小限でOKです。

必要最低限の小さなスペースで開業する場合にも、入れ替え制がおすすめです。

まとめ

トリミングサロンの犬のお預かりスタイルは大きく3つに分けられます。

犬のお預かりスタイル
  • 通常スタイル
    ある程度トリミング前後に時間の余裕を持って預かる
  • 滞在型
    朝の来店時間と夕方のお迎え時間を決めて長時間預かる
  • 入れ替え制
    トリミング後すぐにお迎えに来てもらう

それぞれのスタイルのメリット・デメリットは下のようになります。

通常スタイル滞在型入れ替え制
メリット あせってお迎えに来なくて良い
時間預かりサービスが喜ばれる
タイムロスがない
犬がお店に慣れてリラックスできるようになる
犬に優しいお店というイメージをアピールできる
来店・お迎え時間が分かりやすい
タイムロスがない
プライベートサロン感覚をコンセプトにできる
トリミングに集中できる
作業が終わり次第閉店できる
他の犬が苦手な犬も落ち着いていられる
ケージ・サークルは最小限で良い
デメリット 待機中の犬にも気を配る必要がある
預かり時間が騒がしい
他の犬を苦手な犬同士の時間が重なると気を使う
お店の広さがある程度必要

待機中の犬にも常に気を配る必要がある
預かり時間が騒がしい
他の犬を苦手な犬同士の時間が重なると気を使う
お店の広さがある程度必要
作業が早く終わっても夕方まで店にいる必要がある
遠方からのお客様には不向き
回転率が悪い
予約時に作業時間を明確に予測する必要がある
お客様に終了後すぐにお迎えに来てもらわなければならない
お預かりスタイル別メリット・デメリット

ヒトリマー個人店でゆっくりとトリミングをしたい方には入れ替え制がおすすめ。

サークルやケージは必要最低限だけ用意すればいいので、スペースのない小さな店舗にも向いています。

回転率が下がるので売上を伸ばすことには向いていませんが、休憩をしながら自分のペースでトリミングができます。

逆に、回転率を上げて売上をしっかり伸ばして行きたい方には通常スタイル滞在型がおすすめです。

開業後の自分はどのように働きたいのかをベースに、どのスタイルを選ぶか考えてみてくださいね。

独立・開業を目指すトリマーさんへ、こちらの記事も参考にお読みください。

今日の記事が少しでも独立・開業を目指すトリマーさんの参考になればうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました