こんにちは!
自宅トリミングサロンを開業して10年。トリマーりんごです(‘ω’)ノ
トリマーのみなさん、トリミングに時間がかかり過ぎていると悩んでいませんか?
そんな悩みを抱えるトリマーさんに、どうすればトリミングの時間短縮ををすることができるか、上手にトリミング時間を短縮するコツをお伝えします。
この記事では、スピードトリミングなどの技法を用いてトリミング時間を短縮する方法全般を時短トリミングと表現しておきます。
先に結論をいうと、
ということになります。
今日はトリミングの時間を短縮する方法と、時短トリミングの上手な取り入れ方について解説します!
スピードトリミングとは
まずはよく聞くスピードトリミングの説明からしますね。
スピードトリミングなら聞いたことあります!
スピードトリミングとは「犬に負担をかけずに短時間で仕上げる」ことを目的としたスピーディーなトリミング方法です。
例えばプードルなら1頭1時間~1時間半程度で終わらせるそうです。
プードルのトリミングには通常2~3時間くらいかかるので、本当にそんなに早くできるの?というくらい早いですね。
スピードトリミングは、トリミング間隔が2か月以上など開いてしまって、もつれや汚れがひどい場合にはできないことなので
トリミング頻度は1ヵ月に1~2回ほどこまめに来店してもらうなど、飼い主様の理解と協力が必要になってきます。
スピードトリミングの具体的な方法
どの作業においてもお客様にマメに来店してもらっていることが前提になっているので
- もつれはほとんどないためシャンプー前のブラッシング不要
- 汚れや脂がそれほど多くないのでシャンプーで時間を多く使わなくてよい
- 前回の形から大きく崩れない期間で来店するのでカットにも時間がかからない
ということです。
道具を使いこなすのも大事ですが、お客様にいかに理解・協力してもらうかも大きなポイントになっています。
スピードトリミングのメリットデメリット
あせって犬にケガをさせないように気を付けないといけないですね…
スピードトリミングの本も売ってるけど、きちんと学ぶためにはセミナーに参加した方が良さそうです。
誰でも10~20分トリミング時間を短縮する方法
どうすればトリミング時間が短縮できるのでしょうか?
以下は私が実践した時短方法です。
- エアホース(ブロアー)を使用して乾かす
- ハサミ仕上げの犬にもバリカンのアタッチメントを使う
- 常に一つ先の動きを考えておく
エアホースというのは↓こういう強風で水分を弾き飛ばして乾かすドライヤーのことです。
一番重要なのが、3番の『常に一つ先の動きを考えておく』ということでえす。
どういうことかというと、一つの作業をしながら常に次にどう動くかを意識して
いかに無駄な動きを省くかを考えて作業することです。
時計も常にチェックして一つの作業に何分かかるかを計りながらトリミングします。
これはかなり脳みそフル回転するので慣れるまでは疲れます。
まずはこの時短意識をもって1ヵ月くらいトリミングを続けてみてください。
脳みそフル回転で時短を意識してやっているうちに、体の方が動きを覚えてきます。
動きをルーティーン化する
1ヵ月くらい続けると体が動きを覚えるので、そこまで時短を意識しなくても以前よりは10~20分は誰でも時間短縮できるようになります。
トリミングの作業の順番を体に覚えこませると、次にどう動くかいちいち考えなくても、体がどんどん動いてくれるようになります
体が動きを覚えるにはある程度動きをルーティーン化することがコツです。
例えば『耳掃除の次は爪切り』というように作業の順番を決めておくと良いですよ。
すべての作業を「時短時短」とフルパワーの脳みそフル回転というのはずっと続けてたら疲れますし、楽しくなくなっちゃいますよね。
だからまずは、『1ヵ月だけ』と頑張る期間を決めて始めてみましょう。
ちなみに私は時短トリミングをするにあたって、回転率を上げることは目標にしていなかったので
犬をお預かりする時間は時短トリミングをする前とあまり変わっていません。
時短トリミングをして浮いた時間で仕上げカットにもうひと手間かけてクオリティを上げることや、トリミングの前後に犬と遊ぶ時間をつくることにしました。
トリミングの前後に5分程度でも犬と遊ぶ時間を作ると心に余裕ができ、仕事がもっと楽しくなりますよ。
まとめ
時短トリミングをするときのポイントはこちら。
常に一つ先の動きを考えて、作業をルーティーン化して動けるようになったら、時短に役立つ道具も使ってみるのもおすすめです。
こちらの記事で私が実際に使って時短に効果のあった道具をまとめましたので、ぜひご覧ください!
ということで、今日の記事はここまでです!
これから開業するトリマーさんへ、おすすめの会計ソフトについてこちらの記事で紹介しています。
開業後は確定申告を自分ですることになるのでしっかり知識をつけて準備をしていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。