換毛期シーズンになると、柴犬・ハスキーなどのダブルコートの犬たちのグルーミングは時間がかかって大変です。
特に来店間隔が開いてしまって抜け毛・デッドコート(死毛)が詰まった場合。
ブラッシングはいくらやってなかなか終わらず、ドライングは時間が倍くらいかかるし、部屋中に抜け毛が舞い上がりますよね。
今日はそんな抜け毛・デッドコートが詰まった犬のグルーミングをなるべく負担なく、時間をかけずにスムーズに終わらせるコツをお伝えします。

この方法を知れば次から換毛期の犬のグルーミングが楽しくなるかも…?
その方法はこちら。
- アクティベットブラシでブラッシングをする
- コートキングでアンダーコートを梳く
- リンス中にコームorウェットブラシでとかす
では手順を詳しく解説していきます。
アクティベットブラシでブラッシングをする
まずはシャンプーに入る前にしっかりとブラッシングをして、取れる抜け毛・死毛は取っておきます。
その際に役立つのがアクティベットブラシのファームコートグラバー(ダブルコート用・シルバー)です。

アクティベットブラシと他のスリッカーブラシの違いは、ピンの長さです。
アクティベットブラシのピンは長いので、密な毛の奥にまでピンが届いてしっかりブラッシングすることができます。
他のブラシに比べると少々値段がお高いのが難点ですが、個人的には思い切って買って大正解だと思っている商品です。

私は紫とシルバーの2色を持っています。紫はプードルやビションなどのブラッシングともつれ取りに、シルバーはダブルコートの抜け毛取りにとどちらも活躍しています。
ブラッシングの際にピンが皮膚に当たると皮膚を傷めるので力加減に注意する。
(注意:動画再生は音が出ます)
コートキングでアンダーコートをすく
アクティベットブラシでざっくりブラッシングできたら、次はコートキングで梳くようにとかしていきます。
コートキングを使うとアンダーコートが面白いように除去できます。
特に夏場や換毛期の犬にはよく使います。使いすぎると毛がスカスカになるので、冬場は特に使い過ぎないように気を付けます。

最近ではディシェッダーと呼ばれるものもありますね。基本的にはディシェッダーとコートキングは同じものです。
コートキングを使いすぎると毛がスカスカになってしまうので注意。
ほどほどでストップしておきましょう。
(注意:動画再生は音が出ます)
犬種によってはトリミングナイフも
犬種や毛質によってはトリミングナイフも役立ちます。

私は主にビーグルなどの短毛種やダックス、チワワなどに活用しています。

ナイフは皮膚に対して寝かせるように使ってくださいね。
ナイフは立てて使わない。
イボなどにひっかからないように注意。
(注意:動画再生は音が出ます)
リンス中にコームorウェットブラシでとかす
シャンプーの後、リンスやコンディショナーをなじませて、シャワーで流す前に粗目のコームで軽くとかすと抜け毛がさらに除去できます。

手持ちのコームでOKですが↑のサプリームは使いやすくておすすめのメーカーです。
リンスをしながらコーミングをして抜け毛をさらに除去することで、ドライング中に舞い上がる抜け毛をかなり減らすことができます。
皮膚の弱い犬にはごく軽い力でするか、ウェットブラシを使うと皮膚への負担が少ないです。

ウェットブラシの種類別の違いはこちらの記事にまとめています。シャンプー中に使うウェットブラシはフレックスドライがおすすめ。
シャワーで流す前に、リンスのついている状態のときにコーミングする。
コーミングの力加減は軽く。
濡れた皮膚は傷みやすいので注意する。
ドライング時間短縮のコツ

ドライングのときに汚れや皮脂が残っていると乾きにくいので、しっかりシャンプーで汚れを落とすこともドライングの時間短縮には大事になります。
ドライングの前にタオルで水分をしっかり拭き取ったら、ウェットブラシかピンブラシで軽くブラッシングをすると毛がほぐれて乾きやすくなります。
- シャンプーでしっかり汚れを落とす
- タオリングをしっかりする
- ドライヤーを当てる前にウェットブラシやピンブラシでざっくりとかす
- エアホースを使って9割水分を飛ばす

ドライヤーを当てながら抜け毛が残ってからまっている箇所は、スリッカーの代わりにアクティベットブラシを使うとスムーズに乾かせます。
ドライングが終わって乾いた状態をコーミングしながら確認し、アンダーコートが密になっている箇所はもう一度コートキングで梳きます。(スカスカにならない程度に)
全体をしっかりコーミングして抜け毛が出てこなくなったら完了です。
まとめ
今日は、換毛期で抜け毛・死毛が詰まった犬のグルーミング方法をお伝えしました。
- アクティベットブラシでブラッシングをする
- コートキングでアンダーコートを梳く
- リンス中にコームorウェットブラシでとかす

上記の方法でシャンプー前の作業からドライングに入るまでの間に、しっかりと抜け毛を除去することがポイントです。
長期間ご来店がなく、抜け毛や死毛が詰まった状態の犬は、しっかりと追加料金もいただくことをおすすめします。
犬に負担が少ないように時短できるのも立派な技術です。
上記の方法で作業時間短縮できても技術の安売りはしないようにしましょうね!
これから開業するトリマーさんへ、おすすめの会計ソフトについてこちらの記事で紹介しています。
開業後は確定申告を自分ですることになるのでしっかり知識をつけて準備をしていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。