11年前、6畳の小さなプレハブでトリミングサロンを自宅開業しました。
簡素な造りのプレハブ店内を、少しでもオシャレな見た目にする工夫も色々してきました。
今回はDIYでできる、店内をオシャレにする方法をまとめてみました。
これらを使うとコストをかけずにお店のイメージを変えられます。
トリミングサロンならではの、やっておいた方が良い汚れ対策もあります。
具体的な方法についても記事の後半でまとめています。
興味のある方はぜひご覧ください。
オシャレな店内にするDIY3選
自宅開業の場合、必要最低限の小さな店舗からスタートしている方がほとんどだと思います。
可愛い棚やオシャレなカウンターなどの家具を設置することは、ますます店内が狭くなるため難しいです。
でもどうにかしてお店のイメージを可愛く変えたい…。
そんな時におすすめなのが床や壁の装飾を行うことです。
この3つはDIYでコストをかけずにできます。
クッションフロア
プレハブに限らず床にはクッションフロアを敷くことをおすすめします。
クッションフロアで床の模様だけでもオシャレにすると、プレハブでも店内の雰囲気ががらっと変わります。
犬がトイレを床にしてしまったときにも掃除がしやすくなります。
ウォールステッカー
ウォールステッカーで、お客様の目線が行きやすいところにワンポイントで装飾をするのもおすすめです。
私はグリーンや木、花といったウォールステッカーを数年ごとに貼り替えて気分を変えています。
レンガ風クッションシート
レンガ風のクッションシートを壁に貼るのもかなりオシャレ度アップします。
実際に私は全面に貼らずに一部分に貼って雰囲気作りをしていますが、これを貼ってからお店がかわいいとお客様に言ってもらえることが増えました。
とても簡単に可愛くなるのでおすすめです。
実用面でやった方が良い2つの汚れ対策
オシャレ目的ではありませんが余裕があったらしておいた方が良い工夫も紹介します。
浴槽周りの水はね対策にキッチンパネル
浴槽周りは水がはねてびしょびしょになりやすく、そのままだと壁紙がすぐにはがれてきたりカビが生えてしまいます。
それを防ぐためにもキッチンパネルを浴槽周りの壁に貼り付けることをおすすめします。
キッチンパネルはちょっとコストがかかりますが、見た目・掃除のしやすさが格段にUPします!
キッチンパネルはかなり硬くて、切ったり穴をあけたりする加工が難しいので大工さんなどに頼んだ方が良いです。
低コストで済ませるならクッションフロアやプラダン(プラスチック製ダンボール)などで工夫して代用できます。
キッチンパネルと違って加工がしやすいのですが、元々の用途とは違うので劣化しやすく数年ごとに貼り替えるなどのメンテナンスが必要です。
私は増築前の浴槽まわりにはプラダンを使っていましたが、湿気がこもりプラダンの後ろの壁にカビが生えてしまいました。
増築を機に今はキッチンパネルに変えています。
キッチンパネルは見た目もキレイだし掃除が簡単なのが良いですね。
ちょっと高いですが、思い切ってキッチンパネルにして良かったと思っています。
壁のマーキング対策
壁面の下から50cm~70cの幅でクッションフロアかキッチンパネルを貼り付けておくと、犬がマーキングしたときの掃除が簡単になります。
来店時のマナーベルト着用を義務付けしていなければ、壁のマーキング対策はしておいた方が良いです。
壁紙のままだと消毒もしにくく、拭き掃除をしているとすぐにボロボロになってしまいます。
私は大工さんから浴槽周りにキッチンパネルを貼ってもらったときに、壁面下部にもキッチンパネルを貼り付けてもらいました。
壁紙にそのままマーキングされてしまうと、いくら掃除しても犬には臭いが分かるので他の犬も必ずそこにするようになります。
臭いも汚れも気になりますよね…。
DIYでするなら加工しやすいクッションフロアがおすすめです。
まとめ
少しでもオシャレな店内にしたいときに、ちょっとした工夫で可愛くすることは可能です。
実際に私自身が試してきておすすめできる方法です。
予算に余裕があれば実用面でやっておいた方が良いことも紹介しました。
特に浴槽まわりは開業後にするのは大変なので、できれば開業時にまとめてやっておくことをおすすめします。
以上、トリミングサロンを自宅開業して11年の経験をもとに自分が実際にやってみておすすめできることをピックアップしました。
これから開業を考えている方や、オシャレなお店作りに悩んでいる方の参考になればうれしいです。
これから開業するトリマーさんへ、おすすめの会計ソフトについてこちらの記事で紹介しています。
開業後は確定申告を自分ですることになるのでしっかり知識をつけて準備をしていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。